all for you ~ココロつながる、瞬間~

 

 

こんにちは!
今日はこの件についてお話ししたいと思います。
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これは、「all for you2」と言って、auショップスタッフ向けの本です。

 

サブタイトルに「ココロつながる、瞬間」とある様に、auショップで実際に起きた心温まるエピソードが掲載されております。

 

そして、ななななななんと!!!!!!

 

全国に約2500店舗(※記事作成時点)もauショップはあるというのに、ヒトノワコーポレーションの田中さんのエピソードが選ばれ、この本に掲載されているんです!!

 

すごい!!!!!!
なので、今日はちょっとだけこの本に掲載されている、田中さんのエピソードをご紹介したいと思います。

 

スタッフさん向けの本なので、普段市場に出回ることがないので貴重!

 

 

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本日はその中身(あらすじ)をちょっと…公開!

 

★4年越しの「ありがとう」★————————————————————–

 

それは田中さんがauショップで働いて3年半経ったある日の出来事です。
その時田中さんはauショップで店長として働いていました。
店長として働いている田中さんは入社1ヶ月の頃の事を思い出しました。
それは、先輩スタッフ宛に良くご来店なさる主婦のお客様を先輩スタッフが他のお客様対応中の為、代わりに田中さんが対応した時の事です。

入社1ヶ月とまだまだ分からない事も多い時期でしたが、ご用件が田中さんでも対応可能な内容であったため、田中さんは一生懸命対応し、お客様のお困りごとを解決する事が出来たそうです。
そして、そのままお客様から「これもお願いできる?」と新たなご用件の申し出があったそうです。

 

その内容は入社したばかりの田中さんにとってはまだ対応できる内容ではありませんでした。
しかし、「さっきのも出来たし、やれるかな?確認しながらやればいいか。」と考えた田中さんはそのまま対応を続けることにしました。
案の定何度も他の先輩やサポートセンターに質問をする事になり、大変長時間お客様をお待たせしてしまったそうです。

 

最初は「大丈夫?」と心配してくださっていたお客様も、最終的にはお怒りになってしまい、「二度とこないから!!」と帰ってしまったそうです。

 

田中さんはその時の上司に

 

「いい加減な気持ちで接客すればそうなってしまうのは当たり前だよ?私たちからすれば毎日働いていて、受付している何名ものお客様の1人だけど、お客様からすれば滅多に来ないショップでの1回きりの手続きなんだから、それじゃそれは嫌になるよね。お客様の立場になって考えてみたら?」

 

と言われたそうです。

 

その一件がきっかけとなり、絶対にお客様に同じ思いはさせまいと接客に励んだそうです。
そして、田中さんがauショップで働き始めて3年半経ったある日、その時のお客様がご来店なさったそうです。

 

既に店長だった田中さんは、自分の過去の経験を活かし、スタッフの皆さんに「たった1回の適当な対応でお客様からの信用を失ってしまうかもしれない。」という教育を続けていました。
しかし、またしてもその日に対応可能なスタッフが新人スタッフだけだったそうです。
ご自身の出来ごとがフラッシュバックし、ベテランスタッフが空くまでお待たせしようかとも考えたそうです。

 

ですが、お客様がお急ぎだったという事もあり、きちんと分かる事とできることを切り分けし、お客様にも手続き時間を伝えることをその新人スタッフに伝え、対応についてもらったそうです。

 

15分後、お客様の手続きが終わり、出入り口に向かっていたそうです。
フロマネ(フロアでお客様をご案内する係)をやっていた田中さんが、「ありがとうございました。またお越しくださいませ。」と挨拶すると、

 

「店長、いいスタッフ増えたわね!もう誰にでも対応お願いできそう!ありがとう!」とお客様は笑顔で退店なさったそうです。

 

お客様が田中さんを「あの時のスタッフ」と認識していたかは分かりませんが、確かに言える事は「特定のスタッフのファン」のお客様から「auショップ草加のファン」に変わって頂けたという事です。

 

ショップは色々なお客様が来店なさり、楽しい事だけではないそうです。
ですが、だからこそショップの皆さんは常にすべてのお客様が満足いただけるお店作りを考えて店頭に立ち続けられるようにしたい、と田中さんは仰います。

 


 

田中さんのエピソード、素晴らしい内容ですね。
お客様との関係が3年以上経って良い方向に変わっていくというのは、ご自身が関わっている分かなり感慨深かったはずです。
今後も反省すべき出来事を正面から受け止め、お客様に感動してもらえる店舗になっていくんだろうな、と私も想いを噛み締めております。