社長挨拶

株式会社ヒトノワコーポレーション

代表取締役 小松崎淳史

◆ヒトノワコーポレーションとは

その名の通り「人の和」が重要で、企業理念がそのまま会社名になっています。
人と人との一致団結した心と力に勝ものはないと思っているからです。

孟子が「天の時は地の利に如かず地の利は人の和に如かず」と言っています。
これは、天の時は運、地の利は地形を生かした戦略でどんな天の運があっても地の利には及ばない、
どんなに良い立地で戦略を立てても一致団結した人の和が無いとダメだよね、という意味です。
これが大本の考え方にあるんです。

ヒトノワコーポレーションのロゴ説明が全てを物語っているんですけどね。

ヒトノワコーポレーション ロゴの秘密

社名変更というテーマで話しをした結果出たもので、企業理念であり社長である私のハートです。

実はこれをまとめてくれた方が名だたる企業のブランディングなどを数多く手がけてらっしゃる凄い方なんですが、
それも人との繋がりの結果お願い出来る事になったんです。

私は周りの皆さんでご存知の方も多いですが、矢沢永吉さんの大ファンでして、
本当は社名も矢沢さん風に、ロックにしたかったんです(笑)
最初、矢沢さんの好きな曲と語録をピックアップしてその方にお送りしました。きっとどんな仕事よりも気合い入れてやったかもしれないです(笑)
でもその方はそれを見て「無いな」と思ったらしいです。それで、ヒトノワコーポレーションの案を出してきてくださって…。
「人でしょう?人の和が大切でしょう?」って。
聞いてすぐは反発したんです「ロックじゃない!」って。
だけど「あなたはこれだ」と言われて「このままだとただのロック好きになっちゃわない?」と言われてはっと我に返りました。

そこでサッカーのCロナウドの話しが出てきて、海外のサッカー選手って多くは体にタトゥー入れてることが多いと思うんですが、ロナウドは入れてないんですよね。
ロナウドは子供好きで、献血活動をしているらしいんですが、タトゥー入れてしまうとその活動がしにくくなってしまうそうで、
それでタトゥーを入れないという信念を貫いているらしいんです。
そういう信念があった上で好きな事をやっているのって、かっこいいなと思いました。
だから、私の信念にあるのが「人の和」なのであれば、その上でロック好きって語っていこうかなと思って、ヒトノワコーポレーションを進めてもらいました。

◆ヒトノワコーポレーションの今後の方向性

まず、元々考えていた事として、拡大は考えています。
今いる人が輝けるステージを増やしたいという事です。

直営店6店舗&パートナー4店舗で合計10店舗、今は店舗が減っています。
(社名変更前、合併前の)東日本キャリーという軸で考えると拡大しているんですが、グループで考えると縮小しています。
auショップだけでは限界が来るのかなと考えているので、無理はしないで身の丈に合った事を、無理して資金調達して全てを引き受けるよりも、と考えて思いとどまっています。

最近アチーブメント株式会社の研修を受ける様になったんですが、その講義の中で青木先生が「会社とおできは大きくするから潰れる」と仰っていました。
結局大切なのは中身だという話しで、良い会社を作れという意味でした。
グループの店舗をよそに、という部分と男気の部分で葛藤していたそんな中でその話しを聞いたので、グサっときました。
だから、今を固めようと決心して、17店舗から10店舗になりましたが、今は中身だと思ってます。

ですが、目標としては5年で直営の比率を上げながら元の店舗数ぐらいを目指していきたいと思っています。
それは最初にお話ししたように、今いるメンバーのポジションを作りたいからです。

そして、並行出来るかはタイミングによりますが、携帯電話に関わる人財育成や現場力向上などの他事業や社内ベンチャーの立ち上げ、法人チームなども拡大していきたいです。
マネージャーや役員達を格上げし、ホールディングス化も目指せればと考えています。

他事業や社内ベンチャーは業種問わずと考えています。
私はペットが好きで犬や猫から色々な動物を飼っているんですが、動物愛護の観点で殺処分0の活動出来るようなペットショップとかも良いかなと思っています。
儲かったお金でボランティアを立ち上げたり、各自治体にアピールする事が出来ればとも考えています。
実は社員の中に同じことを考えている人間がいるので、いつか任せる事が出来ればという期待もあります。

業種問わない理由は、社員はやはり「縁」だと思っているんです。
せっかく入社したんだから面倒見てあげたいというのもありますし、ショップの業務もある程度の年齢になると限界があると思っているので、
それで他の業種への参入も考えています。
飲食のフランチャイズも良いかもしれないですね。

そういう事を今後、作っていきたいというのが現時点での方向性です。